冷めにくさで人気、メタル丼
こんにちは。
今回の記事はラーメンの丼です。
長男とお昼を食べにラーメン屋さんに行った時に使われていたラーメン丼に感動してしまいその場で調べその勢いで今、記事にしています。
食べに行ったラーメン屋さんはこちら
このお店で使用されているのは金属製のラーメン丼です。
この地域では昔から洋食器産業が盛んでしたが徐々に景気が悪くなり生き残りをかけた企業がアイデアを出し新しいものを作り出してきました。
金属加工の技術もそうとうなもので様々な製品を生み出しています。
しかし、
ラーメンの丼にここまで本気出すの?
麺を食べ終えてもスープから湯気が出ているラーメンを食べたことがありますか?
最後まで最初のひと口目かのように味わえるラーメンを食べたことがありますか?
食べている間も、この丼すごくない?まだ湯気出てるけど。とかきっとうるさかったでしょうが食器に驚いたという経験が少ないのでそうなってしまいます。
たまにですが、ぬるいラーメンを出してくるラーメン屋があります。そういうのが好きな人には最高なんでしょうけれど僕は次また来ようとは思いません。楽しみにしていた一食を失敗した時のショックは大きいです。
そんな悲しい過去があるのでこの冷めないラーメン丼と熱々のラーメンは素直に嬉しいです。
この丼を開発した会社の方もぬるいラーメンで楽しみを奪われたことでかなりつらい思い出があるのかも知れませんね。
そうでなければ冷めにくいラーメン丼なんて作らないでしょう。
同じように悲しい思い出を持つ人にこの丼をおすすめします。
この地域では昔から洋食器産業が盛んで数多くの工場がありそこで働く工員や職人はラーメンの出前をとることが多かったです。出前しても伸びにくいように麵は極太にし、冷めにくいように背脂を浮かせて工夫されたラーメンが燕の背脂ラーメンです。
この町の産業とこの町から生まれたラーメンの相性が良くないわけがありませんね。
メタル丼 どこで作っているのか
店内にこのラーメン丼のポスターが貼ってあります。
実は店に入って席に座ってから違和感を感じてポスターが気になってはいました。
このラーメン丼は㈱会社カンダという中国料理道具専門店の会社の製品で製品名はメタル丼と言います。
お店専用ではなくて普通に売っているんですね。
特徴は、中空二重構造のステンレス製なので「冷めにくい」「持っても熱くない」を両立。ステンレスなので割れません。ステンレスは丈夫なので長持ちです。
冷めにくいと控えめに言われていますが全然冷めません。
このラーメン丼には古くから洋食器の産地として知られた新潟県燕市の金属加工の技術が詰まった名品だと思います。
会社HPのカタログの画像です。

陶器製丼と比較すると冷めにくいのがわかります。

断面はこのようになっています。
中空二重構造というのはこういうことを言っているんですね。
金属加工の技術はすごいですね。
メタル丼 どこに売っているのか
普通に売っている店舗はあまりなく地元特産品コーナーで売っているのを確認しましたが定価で売っていました。
すごいのはわかりましたがどこで買えるのかわからないので探す手間を考えたらネットで買うのが早いです。
少しですが割引もあり、特典付きなネットで購入するのことをおすすめします。
値段もそこそこしますがステンレス製で丈夫ですし、加工にも手間がかかっているので納得の値段でしょう。
想像してください。
毎日、家で熱々のラーメンを食べれることを
良いものはそれなりの値段がしますしそれだけの価値があります。
安物に使うお金こそが無駄使いですから良いものを買いましょう。
家でラーメンを作った時にもやはり熱いラーメンを食べたいですが我が家は普通の丼を使っているので、まあ普通に冷めていきます。メタル丼さえあれば家でも冷めないラーメンを食べれますね。
ラーメン丼にここまでやってしまうのかという驚きと、実際にラーメンを食べた時のこの丼の実力にも驚くはずです。
1200ccのメタル丼
1000ccのフラワータイプ
家庭でラーメン食べるにはこちらがちょうどいい
\メタル丼を使っているラーメン店/
ふるさと納税
こんなのもありました。
燕市のふるさと納税の返礼品にもメタル丼。
世界に名立たる金属加工の集積地『燕』の職人たちの手により、ひとつひとつ丁寧に仕上げられた中空二重構造のステンレス丼です。「冷めにくい」と、「持っても熱くない」を両立しました。温かい料理を温かいままに。そんな当たり前を実現します。
好評につき2~3か月待つ場合もあるそうです。

ラーメンを食べに行って食器に驚いて記事を書くという経験は初めてですがすごい食器がありますね。
地元の産業についても少し興味が出てきたのでまた良いものがあれば紹介してみたいと思います。
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