成長期 身長が伸び悩む子供のために
こんにちは。
成長期の子供を育てているお父さん、お母さんは子供の身長の伸び方が他の子と比べて遅かったりすると気になりますよね。
スポーツをしている子はやっぱり身長の高い子のほうが有利な種目は多いので、なんとか出来ないものかと悩んでいるお父さん、お母さんはたくさんいます。
もちろん本人も相当気にしていますので親としては何か力になりたいと思いますね。
僕自身も中学時代までは身長が低く悩んでいましたし、うちには高校生と中学生の息子ふたりがいますが二人とも身長にはコンプレックスを抱いています。
この記事は悩める息子達の成長を助けるために僕が調べた成長期の子供のために知っておきたいこと、知っておきたかったことに関する記事です。
成長に悩む子供達、親御さんたちに読んでいただければうれしいです。

成長する方法を知りたいです
成長期
では、悩んでいる皆さんは成長をするということがどういうことかを分かっているかと聞けば良くは分からないと答える人が多いはずです。
僕も全く知識はありませんでしたので子供達が通うサッカーチームの保護者同士で根拠のない適当なウワサを交換しながら安心したり、絶望したりと楽しんでいました。
成長に関する噂

成長期以外は成長しません。しかし成長期が来ると食欲が出て勝手に育ちます。

とにかく寝ればいいのです。

親からの遺伝には逆らえないです。

成長期の伸びは運次第です。
今は伸びなくても、その時が来れば爆発的に慎重が伸びるというウワサがあります。
あきらかに食欲旺盛になり、一回太って横にいってから縦に伸びシュっとするという説もあります。適当すぎます。
その時が来るまでは何もしなくてもいいのでしょうか?
いつ来るかわからないその時を待つだけでいいのでしょうか?
成長期はいつ?
一般的に成長期というと先ほどウワサとして書いた爆発的に身長が伸びる時期を指しますが産まれてから成長が止まるまではゆっくりと成長しています。
実はみなさんが待ち焦がれている爆発的な成長時期よりもゆっくりとした成長こそが大事な成長の期間なのです。
成長期はいつ来る?なんて思っていますが、高身長を望むなら成長はいつまで続けられる?を考えるほうが正しいのです。
爆発的に伸びる成長期は、脳が自分のことを大人になったと判断し成長を終えるための最後の成長であり成長をやめたあとは大人として生きていくことになります。その時期は誰にでも訪れる成長であり何をしていても身長が伸びます。
このことを成長スパートや成長のボーナスタイムだとか呼んでいるみたいですが、これが来たらもう成長の限界を告げられたみたいで何がボーナスだよと思ってしまいます。
一般的にですが成長期の始まりは、男子は13才ころから20~30センチくらい、女子は11才ころから12~25センチ伸びます。

これが成長するための唯一のチャンスだと思っていました。
そしてその後成長することはありません。
その成長の時期は思春期を迎えることで判断できます。
思春期になると声変わりをしたり、男女ともに体に変化が出てきます。
これには個人差があり成長の時期が早い子、遅い子がいますね。
早熟の子は小学校高学年の頃、一気に大人っぽくなりスポーツでも大活躍します。
小学生時代の最後の大会などでは早熟の子が一気にチーム内の順位を入れ替え主力となりますのでこれが成長の遅い子と保護者をさらに焦らせますが焦ったところで今すぐにはどうにもなりませんので無駄に騒がないことです。親が騒げばそれがまた子供のプレッシャーになります。
小学生時代に一気に身長が伸び大活躍した子は高校生くらいになると周りより小さいなんていうこともありますし、逆に学生時代は身長が低かったけれど大人になって再会したら背が高くなっている人もいます。
身長を伸ばすためにどうすればいいか?
答えは成長できる期間をできるだけ維持するということになります。
遺伝による影響
親からの遺伝によってあの子は大きくなるね、とかあの子は伸びないだろうと周りの人間は好き勝手なことを言ってます。
予想通りなら「やっぱりね」と得意げになりますが予想が外れた場合は何故なのかを説明できる人はいません。

そういうこともあるよね。
成長の期間は思春期を迎えるまでと書きましたが、親からの遺伝により強く影響を受けるのが思春期を迎える時期なのです。
親子の成長のタイミングが似ているというのもこのせいです。
思春期を早く迎えた両親の子は親と同様に早く思春期を迎えやすいので成長をするための期間が短くなってしまうため、身長が低くなりやすいということになります。
それで身長は親の遺伝の影響を強く受けると言われるのです。
思春期は生活の乱れや精神的な影響で早まってしまうことがあるので過度なプレッシャーを与えたりしないようにしましょう。子供はのびのびと育てたほうがいいですね。
思春期を遅らせる方法はわかりませんが早めてしまわないようにすることはできます。
生活の乱れとしては、睡眠不足、栄養の偏った食生活などがあります。
こういうところをサポートしてあげることが親の大切な役割なんだと思います。
サッカーで知り合った家族で一生懸命子供をサポートしている家庭がありました。子供もサッカーを真剣にやっていて好感の持てる一家でした。
その子の両親はあまり身長が高くないのでやっぱり遺伝で子供もあまり大きくなれないのかなと残念に思ってましたが高校生になったその子が両親の身長を遥かに超えて高身長になっていたのを見たときにすごくサポートを頑張ったんだなと思い嬉しくなりました。
きっと無理なプレッシャーをかけず、子供のために最善の努力をしたんだろうなと思います。
僕の両親は身長が150㎝くらいしかありません。
遺伝というものを知った時に絶望しましたが親のようにはなりたくないと思い、遺伝ごときに負けてたまるかと早寝早起きをしてジャンプすれば背が伸びるというウワサを真に受けバレーボール部に入ったことが良かったのかはわかりませんが175㎝まで伸びました。
その後生活が乱れたせいか成長は止まりました。
教育方針が警察に捕まらなければいいというわけのわからないものだったのでプレッシャーなく育つことができたのならば両親に感謝です。
だから遺伝だからと諦めてしまうことはないのです。
やるだけやってみましょう。
軟骨
成長する期間についてはわかりました。
では、どうすれば成長するのでしょうか。
うちの長男が中学生の頃に成長期のサッカー少年のヒザ痛の代表的な病気である「オスグット病」になってしまい整形外科を受診した時にレントゲンを撮ってもらい説明を受けた時の話です。
長男は身長が伸び悩んでいたのでついに成長期来たー!と親子で喜んでいましたがオスグット病は成長期にかかりやすいというだけであり成長痛ではないので身長が伸びるわけではありませんよと言われガッカリしました。
「何か気になることはありますか?」と聞かれたので「身長が伸びないのが気になります」と答えると
軟骨があるので身長はまだまだ伸びますよと言われました。
僕は軟骨についての知識が無く理解できないのでこの人は何を言っているんだろうかと思いながらも医者の言うことだから間違いないのだろうと安心しました。

知識の無い人への説明は難しいのです。
骨端線
人間の体には新しい骨を作り、伸ばす働きと古くなった骨を溶かす働きがあります。
身長が伸びるということは骨が伸びるということなのです。
その骨を伸ばす大切な働きをするのが骨端線という軟骨層です。これが整形外科で言われた軟骨の正体で、この骨端線が閉じるまで成長することができます。
骨端線の閉じる時期は思春期を迎え最後の成長を終えるまでです。
成長期には骨を作る働きが溶かす働きよりも活発なためどんどん成長をしますが骨端線が閉じてしまうと骨はもう作られることは無くなり古くなった骨を溶かすだけになるので加齢とともに骨がもろくなっていくのです。

かなしくなってきます。
成長期とは骨端線が働いて骨を作り出せる時期のことであり、骨端線の働いている大切な期間をどのように過ごすかが子供の成長に関わってくるのです。
次は成長に必要な3大要素についてです。

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